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711月/050

The Ultimate Fighter2

11月5日、Spike TVでやってる、元気が出るテレビでいうところのUFC予備校であるThe Ultimate Fighter2(TUF2)のウェルター級、ヘビー級それぞれの1位を決めるUltimate Finaleというのがやってたので見た。

このUltimate Finale、普通にラスベガスのホテルの会場を使って、たぶん客も入れて本物のUFCに近い感じでそれを生放送してたんだけど、TUF2の試合だけじゃなくてディエゴ・サンチェスvsニック・ディアスの試合なんかも組まれていた。

ディエゴ・サンチェスはTUF1の優勝者で、今年見にいったアブダビコンバットなんかにも出ていて、アブダビの時は俺の大嫌いなジェイク・シールズに負けていたのであんまり強い印象はなかったんだけど、MMAの戦績は15勝0敗とまだ無敗らしく、けっこう強いらしい。

●ウェルター級
/キット・コープvsケニー・フローリアン
キット・コープは"4度もムエタイのチャンピオンになってる世界的なストライカー"、フローリアンは"黒帯の柔術家"として紹介されていた。試合は、1Rフローリアンがテイクダウンしてあっさりマウントとってパウンドを嫌がったコープが背を向けた後アームバーが決まってコープがタップしたんだけど、それが1R終了のブザーの後だったため、試合続行。でも2R始まってすぐにテイクダウンされてチョーク決められて終了。

●TUF2 ウェルター級決勝戦
/ルーク・コモvsジョー・スティーヴンソン
TUF2のウェルター級の決勝戦はルーク・コモvsジョー・スティーブンソンという個人的にはまったく知らない2人。コモは準決勝のあとマット・セラの元でトレーニングしたとかなんとか。

試合はいい具合に実力が拮抗していてかなりいい試合だった。結果的には立たれても立たれても終始テイクダウンをしてグラウンドで攻め続けたジョー・スティーブンソンの勝ち。コモも何回かいい打撃を当ててダウン気味に転がしたりもしてたんだけど、及ばず。会場にはそれぞれの家族とかが来てたんだけど、1R終了時にスティーブンソンの母ちゃんが「I love you so much」って泣きそうな顔で言ってたんだけど、アメリカ人ってああいう時がんばれ!ではなくってアイラブユーなんだなって思った。

●TUF2 ヘビー級決勝戦
/ラシャード・エヴァンズvsブラッド・アイムズ
ヘビー級の決勝はコーチであるマット・ヒューズと喧嘩したけど準決勝の試合の時にセコンドについてもらったことで超仲直りしたラシャード・エヴァンズと、MMAの練習を始めてまだ1年経つか経たないかで勝ち抜いてしまった元フットボール選手の巨漢、ブラッド・アイムズ。アイムズは準決勝後ティム・シルビアとトレーニングしてたらしい。

試合はかなりのリーチ差があるにもかかわらずエヴァンズのパンチばっかりクリーンヒット。序盤でアイムズがダウン気味に倒れたんだけどエヴァンズはそこで決めきれずにけっこうなスタミナロスをしたようで、2R以降めっきり動きが落ちる。アイムズは巨漢ながら常に先手先手でどうにか主導権を握ろうとするも、入るのはエヴァンズのパンチばかり・・・そうこうしているうちにアイムズのパンチはクリーンヒットしないながらもちょっとずつ当たるようになって、でもエヴァンズもたまにがんばってクリーンヒットさせて・・・ていう繰り返しでどんどんヘロヘロになっていく2人。ヘロヘロをあれだけ体現できるのもすごいというぐらいヘロヘロになって試合終了。2度ほど明確にダウン気味のテイクダウンをとったエヴァンズが優勝。

●メインイベント
/ディエゴ"ナイトメア"サンチェスvsニック・ディアス
さっきのコモvsスティーブンソンの試合もけっこうレベル高いなと思って見てたけど、この試合だけ段違いにレベルが高かった。サンチェスのタックルがキレまくっててあっさりテイクダウンしてパウンドを打ち込んでいくんだけど、下のディアスも避けるのうまいし、下からガンガン攻める。たまに上下ひっくり返ったりするんだけど、サンチェスのパウンドがかなり良くて、結局サンチェスの勝ち。強いわー。階級的には武士道ライト級あたりか。見たい。

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