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21月/050

237日目 New Year’s Eve(December 31, 2004)

ここまで自分の中で年末らしい盛り上がりがまったくないまま迎えた大晦日。

時差の関係で朝目が覚めたときには日本はすでに2005年というなかなか味わえない変な状況の中、Dim Sumとパンを買ってきて食いつつ水曜どうでしょうのサイコロ3を見た。

15時過ぎになって眠くなってきたんだけど18時にUnion Square集合という約束があったため、1時間だけ仮眠を取る事にした。

電話の音で目が覚める。

18時18分。

ごめんなさいとりあえず先に始めててくださいと謝って家を出る準備。結局鍋会場であるマキコウの家に着いたのは20時過ぎ。鍋もほぼ完成に近づいていた。

マキコウの家は広くて日当たりも眺めも良いとてもいい家だった。そして鍋も肉・魚・野菜・キノコがノールールでぶち込まれていてダシもほどよく、とてもおいしかった。食後にマキコウの彼氏、フランス人のピエールがマドレーヌを焼いてくれた。

それがまた甘さ控えめでとてもうまかった。アメリカ人には出せない味。アメリカ人ならこの3倍の砂糖を使い、上からどぎつい色のチョコレートのトッピングをしてしまうだろうなと思った。

日付が変わるとFerry Buildingの向こう側から花火があがった。マキコウの家の屋上からその花火を見た。Independence Dayの時は霧が凄すぎていろんな色に光るだけの雲を見ただけで終わってしまったけど今回は見事な花火を見ることができて満足。そしてそこらじゅうから聞こえてくる奇声。クラクション。海外だなーと思う。

花火が終わったあとは部屋に戻って日本語禁止でしゃべってみたり、マヨ・ユキコ組と俺・ユウカ組の考え方・発想がいかに違うかをずーっと話してたら朝になった。マヨやユキコの考え方は本当に自分の中からは絶対に出てこない(もちろん性別の差はあると思うけど)発想で、感心してしまった。

簡単に言えば、マヨやユキコはロマン派で俺やユウカは現実主義(そしてひとりで完結できる派)。彼女たちは記念日やイベントをとても大事にし、そこにほとばしる衝動をぶつけていくのに対して、俺らはそこに大した意味を見出せない。そこに自分なりに納得できる理由がないと動く気にならないんだよなー。

友だちよりもまず彼氏(や彼女)っていう発想もなかったし、印象的だったのはこっちに来るときの空港の見送りで、マヨの友だちは彼氏と2人の時間が大切だろうからって気使って見送りに来なかったという話。そんなの寂しいと思うんだけどなあ。友だちと彼氏(や彼女)ってのは優劣をつけられるものではないと思う。

帰り道、Powellを下っていたらケーブルカーが通りかかって、「乗ってっていいよー」とかいって乗せてくれた。すごい海外来てる感じがした。アメリカのこういうところはとても素敵だ。

●今日の支出
パン $2.24
Dim Sum $3.58
------------------------
計 $5.82

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